火(FIRE)の呼吸・壱ノ型 指数連動のうねり

​「火(FIRE)の呼吸」で安定の椅子を投げ出す。資産7000万円の公務員パパが綴る、自由への全記録。【FIRE達成率】60.4%!(2026.1)

​FIRE勢がよく語る「4%ルール」はどこまで信じていい?実体験から見えた出口戦略の新常識

金のなる木はつくれる

「資産が◯◯万円あれば、一生働かなくていい」

FIRE(経済的自立と早期リタイア)を目指す人にとって、聖書のような存在なのが「4%ルール」です。

 

私自身、中田敦彦さんのYouTube大学でこの概念を知り、衝撃を受けた一人でした。

当時はコロナ禍の真っ只中。30代後半、保険を解約してかき集めた2,000万円を手に、「失敗してもまだやり直せる」と自分に言い聞かせて資産形成をスタートさせました。

 

それから5年弱。


徹底した節約、そしてNASDAQ100への集中投資と円安の波に乗り、資産は7,000万円に到達しました。

 

FIREが現実味を帯びてきた今、改めて「4%ルール」を冷静に見つめ直すと、日本居住者ならではの「危うさ」と、それを補うための「新戦略」の必要性が見えてきました。

 

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FIREの鉄板「4%ルール」とは何か?

トリニティ大学の研究が導き出した「資産寿命」

4%ルールとは、米国のトリニティ大学の研究(トリニティスタディ)から導き出された理論です。

「資産の4%を毎年切り崩して生活しても、30年後に資産が残っている確率は極めて高い」

という結論は、多くのFIRE志望者に勇気を与えてきました。

 

基本のポートフォリオ:株式50%・債券50%

この研究の前提は、米国株と米国債券を半分ずつ持つスタイルです。

しかし、この「米国基準」をそのまま日本に持ち込むには、いくつかの無理がありました。

 

結論:4%ルールは「盲信」せず、自分流にカスタマイズすべき

結論に至った理由:為替リスクと日本特有の事情

結論から言うと、4%ルールは「目安」としては優秀ですが、そのまま実行するのはリスクが高いと考えています。

最大の理由は、為替リスク。

そして、日本の低金利環境では「債券50%」という守りの布陣が機能しにくいからです。


私が2,000万円から7,000万円を築いた5年間の軌跡

30代後半、リスクを取った「NASDAQ100」への投資

私が資産形成を始めたのは30代後半。まだ「失敗しても働いてリカバリーできる」年齢でした。

そこで、本家の「守り(債券)」を無視し、NASDAQ100を中心とした攻めの投資を選択しました。

 

節約と「運」を味方につけた5年間

コロナ禍での不安、そして円安。激動の5年間でしたが、徹底した節約による入金力の維持と、相場の追い風が重なりました。

結果、資産は3.5倍に。

しかし、資産が増えるほどに「出口戦略(どう切り崩すか)」の難しさを痛感するようになったのです。

 


なぜ「そのままの4%ルール」は日本で通用しにくいのか?

為替という「計算不能」な不確定要素

トリニティスタディはドル建ての議論です。1ドル150円の時の4%と、100円の時の4%では、日本円での生活費に1.5倍の差が出てしまいます。

 

暴落と円高が同時に来れば、4%ルールは一瞬で崩壊しかねません。

 

日本の債券を持つ意味の薄さ

本家推奨の「債券」ですが、日本の債券は利回りが低すぎて、インフレ対策にもなりません。かといって外貨建て債券は為替の影響をモロに受けます。

これでは「守り」の役割を果たせません。

 


私が辿り着いた「日本版・ハイブリッド出口戦略」

資産が7,000万円を超え、リタイアを視野に入れた時、私が決めたのは「売却に頼りすぎない仕組み」です。

 

債券の代わりに「日本の高配当株」で土台を作る

債券を持つ代わりに、資産の半分を「日本の高配当株」にシフトさせる予定です。

株価の上下にかかわらず、日本円でチャリンチャリンと入ってくる配当金は、為替リスクのない「最強の生活防衛資金」になります。

 

「半分高配当、半分インデックス」の使い分け

最終的なポートフォリオは以下のイメージです。

暴落が来ても、高配当株からの配当金があれば、インデックス資産を「安値で売る」という最悪の事態を避けることができます。

 

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配当金で最低限の生活を維持し、相場が回復するまでインデックス資産には手を触れない。

この「待ちの姿勢」こそが、資金枯渇を防ぐ一番の現実解だと考えています。

 


まとめ:数字よりも「心の安定」を優先する

4%ルールは数学的には正しいかもしれませんが、人間の感情は数学通りには動きません。

  • 為替に左右されない「円」の収入源を持つ
  • 暴落時に「売らなくていい」仕組みを作る
  • 足りなければ「少し働く」という柔軟性を持つ

私はFIRE後、個人事業での挑戦も考えています。

また、「最悪働けばいい」という気持ちもあります。

そうすれば、資産の目減りに怯える必要はありません。

 

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