火(FIRE)の呼吸・壱ノ型 指数連動のうねり

​「火(FIRE)の呼吸」で安定の椅子を投げ出す。資産7000万円の公務員パパが綴る、自由への全記録。【FIRE達成率】60.4%!(2026.1)

公務員がうつ病になりやすい理由とは?20年勤務者がFIREを目指した本当のきっかけ【体験談】

鬼狩り不在

「公務員は一生安泰。クビもないし、これほどいい仕事はない」

 

世間のそんな声を聞くたびに、私は心の奥底で冷めた笑いが込み上げます。

私は地方公務員として約20年間、働いてきました。

 

そこで見てきたのは、安定とは程遠い、「精神の摩耗を前提とした異常なシステム」でした。

同僚が突然来なくなる。

復職したはずの若手が、数ヶ月後に退職届を残して姿を消す。

こうした光景は、公務員の世界では日常茶微事です。

 

なぜ、これほどまでに公務員は「病む」のか?

 

20年の実体験から、統計には表れない生々しい実態を暴露します。

 


結論:公務員の鬱は「個人の弱さ」ではなく「逃げ場のない構造」が原因

公務員のメンタル疾患による休職率は、民間企業の約3倍というデータがあります。

 

しかし、現場に身を置く私から言わせれば、その数字ですら「氷山の一角」に過ぎません。

 

診断書を出さずに、這うようにして出勤している予備軍を含めれば、実態はさらに凄惨です。

 

統計と実体験の比較表:公務員特有の「毒」

比較項目 地方公務員(20年勤務の体感) 民間企業(平均的傾向)
最大のストレス源 職場の人間関係(逃げ場なし) 仕事の量・成果への重圧
評価制度の方向 上から下への一方通行 360度評価等の多角化
人材の自浄作用 加害者が残り、被害者が去る 能力・素行不良は評価に直結

 

避けようのない「上司ガチャ」「部下ガチャ」という名の運ゲー

公務員のキャリアを決定づけるのは、努力でも能力でもありません。

それは「ガチャ(運)」です。

数年に一度の異動によって、誰と組むか。これだけで人生が180度変わります。

 

クラッシャー上司という「外れ」を引いた瞬間の終焉

公務員組織には、部下を潰すことで「仕事をやらせている感」を出すパワハラ上司が一定数存在します。

 

民間であればパワハラは大きなリスクですが、公務員の世界では「指導」という言葉で容易に隠蔽されます。

 

私も元上司は、3年間に3人の部下をメンタル不調で退職に追い込みました。

 

しかし、彼は更迭されるどころか、その後の人事で昇進していきました。

 

 

管理職を蝕む「部下ガチャ」の理不尽

一方で、管理職側も「部下ガチャ」に怯えています。

民間ドロップアウト組や、最初から「楽をしたい」という動機で入庁し、一切の努力を拒絶する職員が部下になった場合、そのフォローはすべて上司や周囲の真面目な職員に押し付けられます。

 

公務員は「クビにできない」という最強のカードを持っているため、やる気のない職員を動かす術はありません。

 

真面目な人ほど、この不公平感に絶望して心を病みます。

 


「社会的殺人」と同義の退職。犯人は常に野放し

公務員を辞めることは、世間的には「安定を捨てる馬鹿」というレッテルを貼られる行為です。

 

しかし、その実態は組織による「社会的殺人」に他なりません。

 

去る人は「犯人」にされ、加害者は「英雄」になる

部下を追い詰めた加害上司は、その後も平然と働き続け、退職金を満額受け取ります。

 

一方で、壊された被害者は逃げ出すのが精一杯です。

「訴えてやる」という気力すら残っていません。

 

周囲もまた「あいつはメンタルが弱かった」と被害者を加害者扱いすることで、組織の平穏を守ろうとします。

 

この「犯人は野放し、被害者が消去される」構図こそが、公務員組織の最も深い闇です。

 

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「この地獄にあと20年は耐えられない」私がFIREを志した理由

20年間、この理不尽な「椅子取りゲーム」と「運ゲー」を間近で見てきて、私は悟りました。

この組織に自分の心と命を預けるのは、あまりにもリスクが高すぎると。

 

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安定とは「給料」ではなく「選択肢」である

公務員の給料は確かに安定していますが、それは「上司ガチャに外れても耐え続けろ」という条件付きの安定です。

 

私は、自分の精神を守るための「逃げ場」を確保するために、FIRE(経済的自立と早期リタイア)という道を選びました。

  • 人事異動に怯えない自由: 資産があれば、最悪の上司に当たった瞬間に辞表を叩きつけられます。
  • 社会的殺人を拒否する権利: 組織の「部品」として使い捨てられるのではなく、自分の意志で人生をハンドルする。
  • 不条理への無言の抵抗: 加害者が野放しにされる世界から、自分の足で立ち去る力を持つこと。

 


まとめ:自分の人生の主権を取り戻せ

公務員鬱の実態を他業種と比較して見えてきたのは、「リスクの質が違う」ということでした。

 

他業種のストレスが「競争」から来るものなら、公務員のストレスは「窒息」から来ます。

20年勤務して得た最終結論:

  • ガチャに外れたのは、あなたのせいではない。
  • 「辞めるのは負け」という周囲の言葉は、檻の中からの声でしかない。
  • 投資や副業で「逃げる力(資産)」を蓄え、いつでも社会的殺人から脱出できる準備をせよ。

安定という鎖に縛られ、心が壊れるまで働く必要はありません。

 

加害者が笑う組織に絶望しているなら、その怒りを「脱出するためのエネルギー」に変えてください。

 

病んでからでは遅いのです。私は、あなたに「消える被害者」になってほしくありません。

 


※この記事が、今まさに暗闇の中にいる現役公務員の皆様の「脱出のヒント」になれば幸いです。

 

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